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金相場は2026年に向けて3700~4000ドルへ上昇。上昇をもたらしてきた“5つの要因”を解き明かす

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実は一貫して買い持ち(ロング)のポジションを減らしているのがファンドなどの投機筋だ。

年始から6月13日まで30%上昇した金価格だが、米ニューヨーク商品取引所(COMEX)におけるファンドのネットのロングポジションは、2月のピークから一貫して減少傾向にある。

米ドル・米株・米国債のトリプル安で、取引時間中の最高値3500ドルを突破した4月を含め、ポジションはずっと減ってきた。米商品先物取引委員会(CFTC)によれば、2月4日(2875.80ドル)の961トンから、6月10日(3343.40ドル)の591トンまで、38%減少している。この間に金は16%上昇したのにだ。

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