「-28℃の衝撃!」ワークマン《着る冷凍服》が猛暑対策の常識を変える
ペルチェ(Peltier)とは冷却と加熱を制御する電子部品の意味で、商品説明では冷却の場合は「瞬間冷却 最大約-28℃」〈表面温度約-3℃〉(※)と記されていた。
(※)環境温度約25℃の時、デバイス表面温度との温度差(メーカー調べ)
「また、肩のダイヤルを回すとペルチェデバイスの位置を上下に調整でき、冷却位置も変更できます。バッテリーもよりコンパクトにしました。以前の商品を使われているお客さまから『重い』という声もいただき、軽量化して手のひらに乗る大きさにしました」
バッテリーをフル充電した場合の連続稼働時間はアイスモード「強」で約2.5時間、「弱」で約4.3時間となっていた。

(ワークマン公式オンラインストアより)
「ファン付きウェア」とは違う視点で開発
最初に発売したのは2年前のこと。そこから商品性は急速に“進化”した
「ワークマンには『ファン付きウェア』(空調服)があり、多くの方にご愛用いただいています。でも毎年気温が上がり、35℃を超えるとファンウェアでは熱風が回り余計に暑さを感じます。『服がふくらんで見栄えが気になる』という声もいただいていました。
そこで『ファンウェアとは違う視点で涼しい服を開発できないか』と社内で議論した結果、冷蔵庫などに使われるペルチェ(素子)に注目したのです」
IoT(モノのインターネット)商品を手掛ける会社に開発依頼をして試作品が完成。そこから性能やデザインをブラッシュアップさせたという。
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