《東大生もMARCHに落ちる》令和の大学入試制度変革で「偏差値だけみて志望校を選ぶ」が通用しなくなったと言い切れるワケ

✎ 1〜 ✎ 196 ✎ 197 ✎ 198 ✎ 199
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

ですから自分は、令和の受験生には受験校選びは少し面倒で時間もかかりますが、「なんとなく偏差値」で決めるのではなく、自分なりに「この大学」と向き合い、できる限り明確な理由を持って志望することをおすすめしています。

"腹をくくる"も戦略

この連載の一覧はこちら

もしどうしてもやりたいことが定まらず、大学選びに迷ってしまう場合には、いっそ浪人覚悟で東大や京大など1本に絞って一般入試で勝負し、不合格だったら後期試験で旧帝大の別の学部を目指す、という戦略もあります。

どこかの段階で腹をくくって、「ここを目指す」と決めた方が、結果的には対策もしやすく、勉強にも集中しやすくなります。実際、自分もそうでした。そして2浪することになったわけですが、それでも「あれも戦略といえば戦略だったのかな」と思っています。

進路選択は、自分の人生と真正面から向き合うタイミングです。安易に偏差値や周囲の雰囲気に流されず、自分自身の考えを大切にして、納得のいく大学選びをしていきましょう。

受験勉強や、子どもへの教育など、西岡壱誠さんへの質問を募集しています。こちらの応募フォームからご応募ください。
西岡 壱誠 ドラゴン桜2編集担当

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

にしおか いっせい / Issei Nishioka

1996年生まれ。偏差値35から東大を目指すも、現役・一浪と、2年連続で不合格。崖っぷちの状況で開発した「独学術」で偏差値70、東大模試で全国4位になり、東大合格を果たす。

そのノウハウを全国の学生や学校の教師たちに伝えるため、2020年に株式会社カルペ・ディエムを設立。全国の高校で高校生に思考法・勉強法を教えているほか、教師には指導法のコンサルティングを行っている。また、YouTubeチャンネル「スマホ学園」を運営、約1万人の登録者に勉強の楽しさを伝えている。

著書『東大読書』『東大作文』『東大思考』『東大独学』(いずれも東洋経済新報社)はシリーズ累計40万部のベストセラーになった。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事