東武北千住駅長に聞く「都心の北の大ターミナル」 乗り換え難易度高い、4社5路線が交わる要衝
「我々管理者もそうですが、現場の職員同士で親睦を深めることも大事なんです。そうすれば何かあったときにお互いに話しやすい関係ができますから。相手の事情がわかっていると、こちらの対応もいろいろと変わってくるものなんです。改札にいれば、『常磐線に乗りたいんだけど』『つくばエクスプレスってどこ?』みたいな問い合わせもたくさんあります。お客さまにとって、東武だとかJRだとかは関係ないですからね」(大根田管区長)
終電間際は気をもむ
そうした中で、とくに現場の係員が気をもむのが終電間際。北千住駅は繁華街でもあるから、終電間際に駆け込んでくるお客もいる。他路線のダイヤが乱れて終電への乗り継ぎがギリギリになるときもある。そんなときは、事業者同士の連携が欠かせない。
「地下から地上3階までありますからね。乗り継げないお客さまがいたら大変ですから、うまく連携しながらできるように。それも親睦を深めておくことが役に立つんです。もちろん終電が近づいてきたら『もうダイヤ乱れないでくれよ』とみんな祈っていると思いますけれど」(大根田管区長)

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