東武北千住駅長に聞く「都心の北の大ターミナル」 乗り換え難易度高い、4社5路線が交わる要衝

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2023年度の1日平均乗車人員を見てみよう。JR東日本は19万3748人。それに対し東武鉄道は19万9469人。それはこの年に限ったことではなく、毎年ほぼ一貫して東武が上回っている。

東武鉄道全駅の中でも、北千住駅は東上線の池袋駅に次ぐ第2位だ。まったく東武鉄道の北千住駅は、押しも押されもせぬ東京を代表するターミナルといっていい。

そんな東武スカイツリーラインの北千住駅に初めてやってきた人は、まず決まって呆然とすることになるだろう。北千住駅の東武のホームは、地上1階と地上3階の2層構造になっているのだ。

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ややこしい駅構内に呆然?

その間の地上2階部分にコンコースと改札口が設けられている。そしてさらに、上下2層のホームそれぞれから出る電車の違いがまたややこしい。

参考になるかどうかはわからないがここで簡単に説明しておくと、上層(地上3階)のホームは地下鉄日比谷線と日比谷線から直通するスカイツリーラインの各駅停車。下層(地上1階)は浅草駅からやってくる各駅停車と半蔵門線直通の急行、そして特急列車だ。

まあこのあたり、よほど慣れていない限りは案内表示とにらめっこでなんとか目的のホームにたどり着く、という人が大半なのではないかと思う。

北千住駅 中央改札
中央改札前から改札内コンコースを望む。人通りが絶えることのないターミナルらしい風景だ(撮影:鼠入昌史)
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