……となれば、よくもまあ毎日20万人近いお客が混乱せずに利用できているものだと感心してしまうが……。
「この駅では乗り換えでご利用になるお客さまが多いんです。とくに通勤通学の時間帯ですね。そうなると、もうだいたい皆さん乗る電車も乗り換えのルートも決まっていて。毎日同じ時間に同じ車両に乗って、同じ改札と階段を通って、といった具合で。ですから、毎年4月、新生活の時期は不慣れな方が多いのでちょっと混乱することもありますね」(大根田管区長)
乗り換えのプロばかり?
なるほど、確かに通勤で毎日使っていれば、目をつむっていても乗り換えられるだろう。つまりこの駅にやってくる1日20万人の大半は、いわば“北千住駅のプロフェッショナル”というわけだ。
ただ、特急停車駅という役割もあるから、特に週末などは不慣れな客も多くなる。そこをどう巧みに案内していくのかが、北千住駅の係員の腕の見せどころ、だろうか。
さらに駅の構内は飲食店など、ATMを含めて40店舗以上あるという“駅ナカ天国”でもある。「きょうはラーメン、明日はお寿司で、と食べるものには事欠かない」(大根田管区長)といいこともあるが、裏を返せばお客から店の場所などを尋ねられることも多いということでもある。
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