【空き家を資産価値UP】築55年木造住宅が新築性能に!? 売却益で住み替えも。「ヤドカリプロジェクト」が示す中古住宅革命 静岡

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ヤドカリハウス
日本の空き家問題を解決する新しい取り組みがある(写真提供/リージョン・スタディーズ)
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いま、全国的に増え続けている空き家。この問題に対処するべくユニークな挑戦を行っているのが、一級建築士の白坂隆之介(しらさか・りゅうのすけ)さんによる「ヤドカリプロジェクト」だ。

当記事はSUUMOジャーナルの提供記事です

老朽化した木造住宅を改修して耐久性や耐震性などを高めて長寿命化を図り、資産価値を向上することを目的とする。日本の社会課題と言える空き家問題を解決する“救世主”となるのだろうか。

空き家を改修して資産価値を高めたヤドカリハウス!

静岡県のJR浜松駅から約20分歩いたところに閑静な住宅街がある。駅からアクセスが良いにもかかわらず、比較的安価で住宅を取得できるとあって人気のエリアだ。

ただ、昔からある住宅街ということもあり、近年は空き家も目立つ。少子高齢化や老朽化した住宅の解体費用がかかることなど売却するのは簡単ではないため増え続けている空き家だが、このエリアも然り。

そんな同エリアの一角にある狭い路地を下ったところに一軒家がある。この家こそがヤドカリプロジェクトを進める一級建築士の白坂隆之介(しらさか・りゅうのすけ)さんによる作品の一つである通称「竪穴の家」(冒頭の写真)だ。

白坂隆之介さん
ヤドカリプロジェクトを進める株式会社リージョン・スタディーズの白坂隆之介さん(撮影/本美 安浩)
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