食卓に欠かせない食パンに、フランスパン、クロワッサン…「たんぱく質」の摂取にベストなパンは?
最近、栄養アドバイスを行っているスポーツチームでは、パンを食べない傾向があります。まったく食べない、食べたとしても40人中1人か2人が食パン1/2枚だけ……。この傾向は3年ほど前からはじまり、ここまで食べないということがあるのかと驚いています。もちろんチームの提供する食事では食べないというだけで、普段は食べるアスリートもいます。
またこれより以前は、むしろパン好きのアスリートが多く、複数の種類を用意したり、大量に用意しなければならないこともありました。アスリートの食事ブーム、おもしろいものです。
ベーグルやフランスパンには鶏肉をサンドして
ベーグルも基本的な原材料は、小麦粉と砂糖、塩、酵母のみです。食パンと違い牛乳や卵を使用していないので、たんぱく質が少なめです。またバターも使っておらず、茹でてから焼くという少しかわった工程(ケトリング)で作られます。
ベーグルでたんぱく質をとりたいのであれば、鶏肉などをサンドにしてとることをおすすめします。先ほどのケトリングによって、ベーグルはもっちりとした食感となり、よく噛むことで甘味が出て満腹感も出やすいです。なおベーグルの小麦粉も強力粉です。
さてこのベーグル。先ほど卵や牛乳を使っていないことで今回のテーマであるたんぱく質が少ないということに触れましたが、卵や牛乳アレルギーの方にとってはこれらを使っていないので問題なく食べられるパンです。
パンはたんぱく質が多いほど、ふわふわに膨らんだパンになります。そのためパン=強力粉と思われている方が多いのですが、ベーグルは同じく強力粉から作られますが、ちょっと違います。
それは水分量の違い。食パンなどは水分が多いのでふわふわになるのですが、ベーグルは水分量が少ないのでそうはならないのです。ベーグルの場合は、あのベーグルならではのもっちり感に違いが出ます。
フランスパンの原材料は、小麦粉と塩、酵母です。長さによって、長いものからバケット、バタール。また形によって、エピ(麦の穂)、ブール(ボール)、シャンピニョン(きのこ)……などがあります。
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