

最上級グレードである「Elite(エリート)」の場合は、それに21インチのホイールが標準装備されるため、車体の四隅にあるタイヤの存在感が余計に際立つ。デフォルメ気味に描いたデザイン画をそのまま3次元化したようなスタイリングで、それがちょっとした未来感を感じさせる源となっているようだ。
プロローグのインテリアデザインについて

インテリアのデザインも先進的なイメージ。浮いているように見える薄いインパネには存在感たっぷりな大型デジタルメーターとセンタータッチスクリーンが備わり、対照的に極太のセンターコンソールも通すことで宇宙船チックなコクピットが演出されている。


シートレイアウトはいたって普通な2列5人乗りだが、扁平なボディ形状の影響から、頭上のスペースはそれほど広くはない。ラゲッジルームも同様で、奥行きと幅は十分に広い一方、高さは少し制限されている。


駆動用リチウムイオンバッテリーの容量は85kWh。試乗したのは従来型だったが、3月3日には2025年モデルの概要が発表され、EPAレンジの航続距離は最長モデルで12マイル長い308マイル(約495km)にまで伸長されている。駆動方式はフロントモーターのみの2WDと、リアにもモーターを搭載するAWD。いずれも2025年モデルは最高出力と最大トルクが増大している。
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