新メニューのお披露目に集まった人数の多さからも、日頃の人気のほどが垣間見えます。
8時前に入店すると、店内では10人以上のスタッフがフル稼働していました。そのなかには創業者の三田遼斉さんの姿もあり、やわらかめん目当てで来店したであろうコアなラーメンファンたちは、退店の際に口々においしかった旨を伝えていました。

六厘舎は2005年に1号店をオープン。経営理念は、「価値ある食事で 人々の喜びに貢献 日常の暮らしに貢献」(筆者撮影)
挑戦と進化を続ける「六厘舎」
ただ、つけ麺を食べるために来店したであろう人にとって、やわらかめんは求めていた味とは違うはずです。どんなにおいしくても、戸惑うのではないかと思うのです。
それすら織り込み済みで、それでも新機軸のメニューを開発する姿勢こそ、「六厘舎」的なのかもしれません。
つけめんブームの立役者なのに、そのポジションにあぐらをかかず、挑戦と進化を続ける「六厘舎」の新しい朝限定メニューを、日本に数多いるラーメンファンがどう判断するのか、興味津々の朝でした。
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