「これはラーメンなの?うどんなの?」という脳内の戸惑いを「このチャーシューとメンマに合う味ってことは、ラーメンに違いない」と上書きしてくれるのが、トッピングのチャーシューとメンマです。
チャーシューは厚切りでホロホロと口の中でとろけて、細いメンマは歯応えコリコリで、噛むとたけのこと煮汁の味がジュワっと口の中に広がります。

ラストは卓上調味料の辛味噌をスープにほぐし入れて第3形態に。柔らかい味が辛味噌で引き締まって、一気にパンチのある味に変化します。
じんわりと額に汗をかくほどの辛さで、食べ終わる頃にはシャキッと体が目覚めたのでした。
六厘舎らしくないのが、六厘舎らしさ

当記事で紹介したやわらかめん、「おいしい?まずい?」と聞かれたら「おいしい!」と即答できますが「じゃあ、人気メニューになる?」と聞かれたら「う〜ん、六厘舎のつけめんファンが望む味とはベクトルが違うかもなぁ……」と、返答に悩んでしまう。そんなメニューでした。
筆者は販売開始当日、開店直後の朝7時30分すぎに店に訪れたのですが、すでに店は満席。さらに前に5人ほどが並んでおり、その後15分ほどで、さらに列が伸び店を取り囲むほどになっていました。
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