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「X離れ」は起きていない?イーロン・マスク体制でも意外な利用実態

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  • 薮本 まみ インテージ メディアアナリスト
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次のグラフは、2023年からのX、Threads、Blueskyの3つのテキスト型SNSの利用率推移を示したものです。

Threadsは2023年7月にリリース後、利用率が右肩上がりとなっており、Blueskyはリリース当初こそ利用率は低かったものの2024年2月の招待制廃止後はわずかに上昇しています。しかし、これらのテキスト型SNSの登場がありながらもXの利用率は50%以上で維持されており、極端なX離れは起きていないことが推移から見てとれます。

Xとの併用率は8割以上、移行ではなく「避難」か?

新たなテキスト型SNSが誕生後も利用率を維持しているXですが、その背景にはXとの併用率の高さが考えられます。各SNSの併用率を分析すると、Threads利用者の84.3%、Bluesky利用者の96.8%がXと併用利用していることがわかりました。

Xの代替としてThreadsやBlueskyを利用しているというよりも、それぞれのSNSが独自の特徴を持ち、用途によって使い分けられているのかもしれません。

特に、Blueskyは併用率が高く、ほとんどのユーザーがXと併用していることがわかります。Xでの攻撃的な投稿や仕様変更を受けてBlueskyでは、「Xから避難してきました!」といった投稿も見られます。「引っ越し」「移行」ではなく「避難」という言葉が使われることからも、現時点ではXから完全に移行するつもりはないユーザーが多数いることがうかがえます。

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