2位は国際送金サービスを展開するウェスタンユニオン(WU)で9.55%、3位は自動車大手のステランティス(STLA)で9.23%だった。両銘柄とも来期増配予想で、今後配当利回りがさらに上がりそうだ。
ほかにも有名・大型銘柄としては、資源大手のヴァーレ(VALE)が5位、製薬世界大手のファイザー(PFE)が10位、自動車のフォード・モーター(F)が13位、石油メジャーのBP(BP)が19位だった。
連続増配銘柄も上位に
11位のアルトリア・グループ(MO)や43位のスタンレー・ブラック&デッカー(SWK)などだ。
たばこ大手のアルトリアは55年連続(実績ベース)、電動工具の世界大手のスタンレーは57年連続(同)で増配中で、来期も増配が見込まれる。日本では34年連続増配(同)の花王がトップだが、米国株は50年を超える会社が40社以上もある。
配当利回りは1株当たり配当金(今期予想)を株価で割ったもの。株価が下がれば利回りは上がるため、銘柄選定時には業績悪化やトランプ関税の影響などで株価が急落していないかにも注意したい。
なお、『米国会社四季報』2025年春夏号では、「連続増配年数トップ50」「増益率トップ50」「営業利益率トップ50」など計13本のランキングを掲載している。
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