生成AIが「目を持った」ように使えるiPhoneのVisual Intelligenceで、メニュー翻訳から表計算まであっという間。知っておきたい活用術
目で見た表組みをそのまま取り込んだり、スプレッドシートとして演算できるのは、いろいろと便利な使い道がありそうだ。
質問に答えることもできる。「この機能ばかりは子供に教えたくない」と思う人も多いのではないだろうか? 検索が現れたときに、誰でも簡単に「データを探す」ことができるようになったわけだが、Visual Intelligenceの登場で、「設問に答える」ということも簡単になってしまったというわけだ。

問題を撮影すると、答えを教えてくれる……宿題を手抜きするには最強の機能だといえるだろう。しかし、逆に問題を生成して自分でテストを作ることもできる。サボりに使うか、鍛練に使うかはユーザー次第だということだ(写真:筆者撮影)
そればかりか、レシピを考えてもらったりと、日常生活にも便利に使えそうだ。

食材を撮影して『この食材でできる料理の簡単なメニューのレシピと、買い足さなければならない食材のリストを作って』とオーダーした。醤油、みりん、砂糖、だしを買うことで『肉じゃが風煮込み』ができると教えてくれた。これは本当に助かる使い方(写真:筆者撮影)
プログラム言語だって知ってる
それだけではない。Visual Intelligenceは仕事にも役に立つ。
たとえば、自分が読めない言語のプログラムが目の前にあったとしても、それを見せることで、「何のためのプログラムで、どういう処理をしているのか?」を説明してもらうことができる。

Swiftの簡単なプログラムを見せてみた。何のプログラムかをだいたい的確に答えてくれた(写真:筆者撮影)
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