KDDI松田浩路新社長が就任会見で新施策発表、AIマーケット構想と300億円ファンドで通信の先へ挑む

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松田社長は「世界のトレンドを肌で感じられた」「各国のCEOに直接説明する機会を得られた」という若手社員の声を紹介し、「世界を舞台に夢中で挑戦する場面を、これからもどんどん作り上げていきたい」と述べた。

「つなぐ力」の次元を上げる

松田社長は会見の締めくくりで、「先人の皆さんの努力と挑戦の歴史によって『つながって当たり前』と思われるほど、通信は発展してきた」と振り返りつつ、「まだまだです」と力を込めた。

「ここでまた一つ、通信の力を進化できます。つなぐチカラを新たな次元にアップグレードできます」と松田社長。その原動力となるのが「夢中になること」だという。「失敗を恐れず、新しいことを作り続けていく。準備を怠らず、誰よりも先手を打って、全社員の夢中のパワーで信じるものを形にしていく」――そんな決意を示した。

通信インフラの高度化と「通信×AI」の未来図に加え、組織としての「夢中」という情熱をどう活性化できるか。松田体制の真価が問われる。

石井 徹 モバイル・ITライター

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いしい とおる / Toru Ishii

1990年生まれ。神奈川県出身。専修大学法学部卒業。携帯電話専門媒体で記者としてのキャリアをスタート。フリーランス転身後、スマートフォン、AI、自動運転など最新テクノロジーの動向を幅広く取材している。Xアカウント:@ishiit_aroka

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