原宿ハラカド「街のど真ん中に銭湯と原っぱ」異質な組み合わせが好循環を生む仕組み
年間8900万人が通行する原宿と表参道の交差点という強みと、クリエイティブで発信力が高い人が多く行きかう土地の特性。これを生かし、体験型中心としたPRができるイベントスペースとして付加価値を提供することで、ブランディングを達成し、メディアとして唯一無二の空間づくりに成功しました。
テナント同士が連携してコラボ
ハラカドは、テナントの運営もユニークです。
施設運営者が企画を考えて、テナントに伝えるようなピラミッド型ではなく、テナント同士が連携して、コラボレーションや共創が自発的に生み出されるフラット型を目指しています。
その実現のために、テナント同士をつなぎ合わせる、コミュニティマネージャーを採用しています。最近では、企業がお客様と交流を図る目的でファンコミュニティ(例えばSNS)などを持つことが増えてきました。
そのファンコミュニティを運営する中でコミュニケーションを円滑にするための役割を担うのがコミュニティマネージャーです。
ハラカドのコミュニティマネージャーがテナント同士の横連携が生まれやすいように、町内会や部活動などの仕組みをつくり運営しています。
その結果、テナント同士のコラボイベントなどが自発的に生まれるようになっています。今までの商業施設とは違うこの新しい組み合わせが、予定調和ではない、お客様に驚きのある体験を提供しつづける仕組みになっています。
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