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原宿ハラカド「街のど真ん中に銭湯と原っぱ」異質な組み合わせが好循環を生む仕組み

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明治通りと表参道の交差点の角に位置した商業施設です。「銭湯」が入っていることで大きな話題を呼びました。

「街のど真ん中」に銭湯という、場所と施設の異質な組み合わせを今まで経験したことがないため、多くの人に驚きを与えます。そのため、非日常を感じやすく、ワクワクしてしまうのではないでしょうか。

なぜ銭湯を入れることになったのでしょうか。それは、東急不動産の「商業施設はその地域に住む方のコミュニティの場として役割を果たすことが重要」という開発理念に基づいています。

銭湯はお風呂に入るという目的だけではなく、日常的に地元の人が通いつながりが生まれる施設です。

商業施設にとっては、銭湯で稼げるのかというのも大切な視点です。模索の中で出会ったのが、 東京・高円寺の小杉湯でした。

銭湯文化を継承するという社会的使命を持ち、利用料金だけではなく、企業の広告とかけあわせて収益をあげるという新しい稼ぎ方で、次の世代にバトンをつなぐというプランを聞き、新しい事業モデルとして成り立つと考え、テナントに決めました。

銭湯が人と人とのつながりを生む(画像提供:東急不動産)

原っぱのようなパブリックスペース

驚きの施設は銭湯だけではありません。

「ハラッパ」と名付けられた、まさに原っぱのようなパブリックスペースがフロア全面を使って作られています。

アート作品やたくさんの植物が置かれ、カフェも併設された開放的なスペースです。親子がアート作品の周りで遊んでいたり、原宿に遊びに来た人がカフェでお茶をしたり、旅行客が写真を撮ったり、ビジネスパーソンが打ち合わせをしたり……多種多様な人々が思い思いにハラッパでのひとときを過ごしています。

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