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原宿ハラカド「街のど真ん中に銭湯と原っぱ」異質な組み合わせが好循環を生む仕組み

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「商業施設」なのに、お店ではなく「憩いの場」が広がっているという驚きと、非日常感を感じさせます。

それはお客さまにも伝わっており、ハラカドの口コミには、「商売している感じではなく楽しむ場所といったイメージ」という声がありました。

商業施設のメディア化で新収益モデル

ユニークなテナントがたくさん入っているハラカドのコンセプトは、 「多様な人々の感性を刺激する、新たな原宿カルチャーの創造・体験の場」です。大切にしたのは、原宿・神宮前の文化的背景です。

1960〜70年代にデザイナー、フォトグラファー、俳優、音楽家、コピーライターなど時代を代表するクリエイターたちの活動拠点となった原宿セントラルアパート、原宿のKawaiiカルチャーの発信である竹下通り、キャットストリートなど、さまざまな創作活動が育まれてきました。

そんな原宿に立地するハラカドは、日常の体験の中でクリエイティブな刺激を感じてもらい、その街の空気の中で消費体験を提供するのが、コンセプトです。

自由で開放的なスペース「ハラッパ」(画像提供:東急不動産)

もうひとつの特徴が、 商業施設の「メディア化」です。

「ハラカド」 の開発途中であった、2020年はコロナ真っ只中。ECが一段と身近になる中、商業施設というリアルな場の意義を考え、「床貸し」だけではない事業モデルに変えていく必要がありました。

そこで着目したのが、立地です。

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