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テストの点数では測れない力を伸ばす…!子どもの非認知能力を高める「魔法の言葉」の中身

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このほめ方は「ほめる」ことに慣れていないご家庭にもおすすめです。これまであまりほめてこなかった親が、急にほめるようになると、子どもが「嘘をついてるんじゃないの?」「何か裏があるんじゃないの?」とあやしがるのは十分に考えられます。

いつも厳しいことばかり言ってくる先生が、いきなりほめはじめたらちょっと怖いですよね。

このように、いきなりほめられることで生まれる警戒心を解くためにも、第三者を使ってほめる手は有効です。

ほめてオーラを醸し出す子には……

ほめられるのが苦手な子とは対照的に「ほめて」オーラを醸し出す子もいます。

最近の子どもは、特にこのタイプが多いようです。

「ぼく、こんなことできるんだよ!」

「私、こんなすごい絵を描いたの!」

とほめてオーラを全開にしながら駆け寄ってくる姿はかわいくもありますが、対応には少し気をつけなければいけません。勉強やスポーツにしろ、お手伝いにしろ、遊びにしろ、ほめてオーラを発している子が求めているのは、自分ではなく他者からの評価です。

自信満々に見えて、実際は周りからどう評価されるかを気にしているんですね。内側から起こるやる気でなく、外側からのやる気(外発的動機)が大きく発達している状況です。残念なことに、このままでは人から評価されないと動かない大人になってしまう恐れがあります。

『脳科学的に正しい! 子どもの非認知能力を育てる17の習慣』(あさ出版)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

では、どのように接するのがいいのでしょうか。このようなときは、ほめ言葉をグッと飲み込み、「あなたはどう思うの?」と問いかけてみてください。

自分自身はどう思ったのかを聞いてみると、それまで他者評価を欲しがっていた子が、自分を振り返って自己評価をすることになります。

すると、これまでは単に「自分はすごい」で終わっていたことが、自分の気持ちの動きや楽しさ、どうしたらもっとうまくいくかといったことについて深く考えるようになり、その結果、自分を自分で評価できる人間へと、成長を促すことができます。

ほめてオーラを感じたときは、自己評価を促す質問を! ぜひ試してみてください!

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