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コメ高騰で「夕食パスタ16.5%増」日本の家庭が選ぶ"救世主メニュー"の正体

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コメを減らした分、何を増やしているのだろうか。2人以上家族の主家事担当女性を対象とする食卓調査「インテージ・キッチンダイアリー」から、食事場面(朝食・昼食・夕食)ごとに食卓の変化を確認した。ここでは、2025年2月の登場率が3%以上のメニューを抜粋。登場率とは100食卓あたりの出現回数である。

まず朝食について見ると、主食のコメは、2025年2月には前年比98.8%と前年割れとなっているものの、1月までは前年比100%以上を維持しており、底堅く推移していることがわかる。

一方、朝食で登場率の高いパンは前年割れが続いていた。原材料の小麦価格の上昇などを背景としてパンの価格も高止まりしていることから、高騰するコメの代わりにはなりにくいものと推察される。

食卓にシリアルの登場率が増加

顕著に増えていたのがシリアル。前年を上回る水準が続いており、2024年12月から2025年2月にかけての3カ月は2桁増となっている。手軽に準備できるだけではなく、さまざまな素材で栄養バランスに優れているシリアルが、コスパの良さで再評価されているようだ。

25年2月の前年比108.9%とシリアルの次に増えていたのが、副菜の野菜・乾物だ。内訳を見ると、フライドポテト・ハッシュドポテトが大きく増えていた。低価格でボリューム感のあるメニューで、コメを減らしても満足度の減らないような工夫が見られる。

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