「通してほしいニャー」「充電してニャー」すかいらーくのネコ型配膳ロボット”BellaBot”導入でわかった驚きの高パフォーマンス
これらのロボットは「配膳ロボット」といわれます。キッチンと客席テーブルの間を行き来し、調理された料理を運んだり、食べ終わったお皿を下げたりする役割を担っているのです。
ロボットが動く仕組みは自動運転車と同じようなもので、周囲をセンシングし、人や障害物を避けながら目的地となるテーブルまで走行します。
逆に、自動運転車と違うのは、どうしても通れない場合には「通してほしいニャー」とネコ語(?)でお願いすることです。この他にも「充電してニャー」など、多様な表現やインタラクションができるように設計されています。
このようなデザインは、顧客の心を惹きつけ、寛容さを引き出す要因にもなっており、SNS上では子どもや若者たちがロボットによる配膳を楽しんでいる様子が多く見受けられます。
さらに、意外かもしれませんが、シニア世代もロボットに対して肯定的で、世代間の違いを調査したデータでは、シニアの抵抗感が全世代のなかで最も低い値を示しています。
配膳ロボットの驚きの経済効果
ロボットを導入する店舗側にとって、配膳ロボットには大きな経済的なメリットがあります。
月額5万円から高くても10万円以下で利用できるので、仮に平均的な飲食店として1日12時間30日稼働したとすると、時給は約140~280円程度という換算になります。いまでは雇うことも難しくなってきたアルバイトの人件費と比べても、5分の1~10分の1くらいのコストで労働力を確保できるのです。
もちろん人件費以外の面でも効果があり、すかいらーくが公表しているデータによると、片付けの完了時間は35%削減され、店員の歩く歩数が42%減ったという結果も出ており、ランチの時間帯の顧客回転率も改善し、売り上げのアップにも寄与しています。
配膳というモノを運ぶ行為はなくてはならない作業ですが、基本的には競争力強化や顧客満足度といった付加価値を生みにくいタスクです。
この時間をロボットに任せることで、従業員の空いた時間をお客さんへの接客などの、より価値を生みやすい業務に充てることができるようになるのです。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら