「通してほしいニャー」「充電してニャー」すかいらーくのネコ型配膳ロボット”BellaBot”導入でわかった驚きの高パフォーマンス
実際に配膳ロボットを使用している店舗への調査によると、66.3%のスタッフが配膳業務の負担が減ったと感じており、49.5%が他の業務に時間を使えるようになったと回答しています。
このような配膳ロボットの導入は、2015年頃からホテルのルームサービスといった使われ方から始まりました。そして、新型コロナウイルスの蔓延に伴う非接触化の流れのなかで、ファミレスなどの飲食店を中心に導入が広がっています。
2023年の時点で、配膳ロボットは、日本全国で年間9000台ほど導入されています。この数が2030年頃には3万台程度まで増加するともいわれています。
さらに導入を促進するために国も支援しており、省人化・省力化、人手不足対策、DX推進という目的でさまざまな補助金を用意しています。
たとえば、中小企業省力化投資補助金、通称「カタログ補助金」ともいわれる制度では、必要費用の半額の補助がされるようになっており、企業がロボットを導入しやすくなっています。このような動きからも、国が本気でロボット導入に動いていることが読み取れます。
前代未聞のスピードのロボット導入
先程お伝えしたように、すかいらーくグループは2022年、約1年で3000台もの配膳ロボットの導入を終えました。
非常にざっくりと計算すると1日あたり10台というロボットを全国津々浦々のガストやバーミヤンなどに配置したことになります。一般の人がいる環境で動くロボットとしては前代未聞の数とスピードでの実現です。あらためて、そのプロセスを振り返ることでロボット導入のヒントを探ってみたいと思います。
まず時系列で振り返ってみると、2021年8月から配膳ロボット導入に関する検討が始まりました。このタイミングでは複数の配膳ロボットを比較し、ピークタイムの売り上げ、顧客満足度、生産性への効果を検証しています。そのうえで2カ月後の10月にはガストなど合計2000店舗でロボットを導入すると発表しています。
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