中国で成長著しい「ショートドラマ」 日本でも急速に動き出す市場 どこまで根付くか

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中国 ショートドラマ
官民を超えて大勢の業界関係者がつめかけた『上海ショートドラマフェスティバル2025』。歴史ある中国・上海展示センターで開催された(筆者撮影)

中国では爆発的人気のショートドラマ

昨年から今年にかけて急速な市場拡大を遂げている中国のショートドラマ業界が、官民および市場関係者が一堂に会する初の大規模フォーラム『上海ショートドラマフェスティバル2025』を中国・上海展示センターで3月20日に開催した。

背景には、映画興行をしのぐ市場規模となった新興業界の社会的認知拡大と地位向上がある。政府と上海市の要人が参加し、幅広い関連業種の関係者が会場を埋め尽くした会場は、エンターテインメント業界を牽引していくポジションに立つ自負と熱意が渦巻いた。

そこで示されたのは、公的援助を含む産業支援体制の拡充、業種を超えた連携を推進する枠組みなど、新たなエンターテインメントの発展に向けて、中国が官民一体となって一歩を踏み出したこと。

そんなひとつの時代の転換点になるのかもしれない同フェスには元吉本興業会長で大阪・関西万博催事検討会議共同座長の大﨑洋氏も参加。日本市場の現状とポテンシャルについての講演のほか、自身が参画する日中連携事業の展開を発表し、会場中の熱い関心を集めた。

2019年から中国で爆発的に人気が拡大した縦型ショートドラマ(ショードラ)。市場は拡大を続け、中国網絡視聴節目服務協会による「中国ショートドラマ業界発展白書(2024)」では、同年の中国ショートドラマ市場は504.4億元(約1兆円)に伸長し、映画興行収入の約470億元を初めて超えたとする。

また、中国国内だけでなく、世界のショードラ市場を席巻しているのも、中国アプリだ。

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