2013年度新卒採用動向調査【12月下旬現在】 その2--大学指定や外国人採用、ソーシャルメディアの活用

2013年度新卒採用動向調査【12月下旬現在】 その2--大学指定や外国人採用、ソーシャルメディアの活用

 

HR総合調査研究所

2013年卒採用では、ファーストリテイリングの通年採用(1年生の内々定OK)、三井物産の新卒と中途採用の一体化した会社説明会など、新しい採用形態が登場している。2カ月遅れで始まった13年卒採用だが、どうやら企業の採用に関する意識が変わってきているようだ。

今回は、HRプロと口コミ就職サイト「みんなの就職活動日記」(楽天)が昨年12月に企業と学生双方に実施したアンケート調査結果を基に、ターゲット大学、外国人/留学生採用、ソーシャルメディア、スマートフォン、そして選考開始時期の見込みなどについて取り上げる。

●広がる大学ターゲッティング採用

新卒採用において、全学生を対象としたマス広報(就職ナビ、大規模合同企業セミナーなど)で広く浅く接点を持つだけでなく、ターゲット大学を設定して、そこにより注力することで、求める人材を効率的に、あるいは確実に採用しようとする動きが広がっている。ターゲット大学を設定していると回答した企業は、11年卒33%→12年卒39%→13年卒48%と年々広がりを見せ、5割に迫る勢いだ。企業規模別に見ると、大手企業は56%とすでに過半数がターゲット大学を設定している。

図1:ターゲット大学の設定
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ターゲット設定している大学数を見ると、全体の8割強が20校以下であり、この傾向は過去3年間ほとんど変化がない。ただし、その内訳は「1~10校」(11年卒58%→12年卒57%→13年卒54%)が漸減し、その分「11~20校」(11年卒24%→12年卒25%→13年卒28%)が漸増している。

企業規模別に見ると、「1~10校」は中小企業で多く、7割を占めている。その理由は、採用実績校数や採用担当者がフォローできる大学数によるものと推測できる。一方、大手企業でも4分の1はターゲット校数を「1~10校」としているが、こちらは「旧帝大+早慶」がメインとみられる。大手企業で最も多いのは「11~20校」の53%だ。「旧帝大+早慶」に「MARCH+関関同立」が加わると、20校近くになる。

図2:ターゲット設定している大学数
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