タウンエースのキャンパーをハイルーフ化した訳 レクビィ新作キャンピングカー2モデルに迫る
ノーマルルーフ仕様の場合、ボディサイズは全長4065mm×全幅1665mm×全高1930mm。純正ボディのタウンエースとほぼ同じだ。一方、ハイルーフ版では、FRP製品で実績のあるキャラベル製のハイルーフを装着することで、全高のみ2210mmにアップ。全長や全幅はノーマルルーフ仕様と同じだ。

新設計となるハイルーフの特徴は、内部に金属フレームを組むことにより、安全な走行に必要な高い剛性と耐久性を両立していること。空力と室内空間のバランスを突き詰めた高さやデザインの採用によって、高い走行安定性などにも貢献する。
室内高は純正タウンエースが1305mm(2名乗車時)なのに対し、ハイルーフ仕様のホビクル タウンランダーCTは1540mmを確保。室内の移動はもちろん、ベッド展開をしたり着替えたりする際などにも余裕が生まれる。加えて、ルーフ内側には、前席上部やリアなどに収納スペースを新設。天井の両サイドにも吊り棚を装備することで、荷物の積載性も充実させている。

天井の高さ以外、ノーマルルーフ仕様とハイルーフ仕様は同じ装備だ。主な特徴は、まず、2列目に背もたれとヘッドレストを一体化したハイバックシートを採用。大人3名が着座できる横長のシートは、背もたれを前後に移動できる可動式だ。着脱式テーブルを取りはずし、背もたれを倒したあと、リアのベッドマットを敷けばフラットな就寝スペースとなる。
ベッド&荷室のアレンジが魅力的
また、室内後方に独自の「ベッドレール・エクステンドスライダー」を採用することで、ベッドマットを上・中・下段にセット可能。さらにベッドとしてだけでなく、3段式の棚にもなり、荷物の大きさなどに応じた荷室のアレンジも可能だ。なお、ベッドサイズは、最上段で長さ1400mm×幅130mmで、子ども1名程度が横になれるスペースとなる。一方、ベッドを最下段にすると長さ1800mm×幅1200mmとなり、大人2名の就寝を可能とする。
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