日本の観光業を苦しめる「"安すぎる"値付け」問題 日本は「観光"未"立国」だ!残念すぎる現状

熊野古道の現地ガイド、いくらか知っていますか?
観光客は来ているけれど、それが地域を潤す観光諸費にきちんと結びついているのか。この視点で見ると、日本の観光業界にはまだまだ課題が山積みだと私は感じています。
そのことがわかりやすく感じられる事例をひとつ挙げましょう。
紀伊半島に広がる巡礼路として、2004年に世界遺産にも登録された熊野古道では、神秘的な山道を歩くウォーキングツアーが人気です。日本では1000年以上前から熊野三山に詣でようと、人々がこの道を通ってきました。
この熊野古道の散策が今、海外の人にとても人気で、富裕層と呼ばれるインバウンドの人たちもたくさん訪れています。
日本の神道を感じさせる大杉の森を歩き、熊野本宮大社に詣でることは訪日外国人にとって、とても魅力的な体験なのでしょう。
たった数時間の散策のために、京都から10万円近くを払ってタクシーで乗り付け、ウォーキングし、またタクシーで帰っていくという旅行者もいるとか。
いい悪いはさておき、それくらいのコストをかけても挑戦したいアクティビティということです。
そんな熊野古道ですが、現地で案内役のガイドの方を雇うと、いくらかかると思いますか?
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