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グーグルが日本で「30年放置」の土地購入の真相 米クラウド大手が相次ぎ日本へのDC投資を拡大

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グーグルが2023年に日本で初めて自社開設した千葉県印西市にあるDC(撮影:風間仁一郎)

和歌山、広島の土地はいずれも地元自治体などが長年保有していた広大な「塩漬け土地」で、住宅地から離れた山あいに位置する。両県の担当者によると、土地の地盤といった防災面や人が近づきにくいセキュリティー面などがDCの立地場所として評価されたようだ。

通常、DCは通信の遅延が起きにくく交通の便がよい大都市圏に集まる。長年取り残された辺鄙(へんぴ)な土地を買いあさるグーグルの行動に業界ではさまざまな臆測が飛び交うが、取得から約1年経っても建設の気配はない。グーグルは東洋経済の取材に、DCの詳細などは「公開していない」とする。

日本市場を重視

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