357円「日本のチョコレート」がじわり人気の理由 旬の果物を使った「日本の四季」がコンセプト

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ベルアメール
日本に合わせた商品づくりがコンセプトのチョコレートメーカー、ベルアメール。商品数の多さが特徴で、常時100種、バレンタイン時期にはさらに100種が販売される(撮影:今井康一)

スイーツの中でも特別な魅力を放っているのがチョコレート。

日本のチョコレート市場は拡大傾向にあり、小売金額ベースでは、コロナ禍やや落ち込んだものの、10年間伸長を続けてきている。

種類も年々増え、コンビニやスーパーで買える袋菓子から、高級ショコラティエのものまで、さまざまなチョコレートが年中手に入る。

しかしやはりチョコレートの祭典であるバレンタインデーは特別。バレンタインデーに向けては催事も多く開催され、購買欲が高まる。チョコレートにかける年間の支出金額を見ても、年間約6800円のうち2月に約1300円を支出しており、バレンタインデー効果の高さがうかがえる(令和5年総務省家計調査)。

コンセプトは“日本に合うショコラ”

今回は、そんなバレンタインデーニーズを捉えてじわじわと人気を高めてきたメーカーをご紹介する。

日本に合わせたショコラづくりをコンセプトとするベルアメールだ。

23区内や横浜、宮城、静岡、名古屋、大阪、京都、愛媛、福岡などに19店舗を展開する。自由が丘店、久が原のファクトリーショップのほかは百貨店内の店舗だ。

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