会社擁護で炎上「フジ男性アナ」に私が同情する訳 注意不足だが、彼も今回の騒動に巻き込まれた側だ

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しかし、会見場に入れる取材陣を制限し、動画撮影などを認めなかった姿勢から、「説明が十分ではない」と批判が相次いでいる。

ニュースリリース 2025年1月度定例社長会見(2025.1.17)
(株式会社フジテレビジョン公式サイトより)

会見の様子は、一部フジテレビの番組でも報じられた。週明け1月20日朝の情報番組「めざまし8(エイト)」ではVTRによる概要紹介の後、メインキャスターの谷原章介さん(52)が「この問題、なかなかお伝えすることができず、申し訳ありませんでした」などと謝罪した。

放送では、経緯説明を経て、コメンテーターの橋下徹弁護士らの見解を紹介。その流れで、フジテレビ社員にコメントを求める場面もあった。

解説委員の風間晋氏は「社員を34年ぐらいやっているが、今回の事案に関して報道が出てくるまで知らなかった」と発言。

局側が事態を認識した時期が、ジャニーズの性加害問題が話題になった時期と一致していると指摘し、「今回の対応で、どれだけの納得感が得られるのか」との疑問を示した。

番組では谷原さんが、同様にメインキャスターを務める小室瑛莉子アナウンサー(25)の意見も聞いた。

小室アナは「徹底的に洗いざらい調査をしてほしい。もし会社に悪いところがあったとして、そのうみを出し切らない限り、報道機関として自信を持って伝えることができなくなる」と懸念を示し、同僚への臆測がSNS上で広がることの悔しさから、「そういう思いをしないためにも、会社には生まれ変わってほしい」と求めた。

「フジ37歳男性アナ」の発言に批判が相次ぐ

その次に話を振られたのが、「情報キャスター」を務める酒主義久アナウンサー(37)だ。

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