日本がアメリカを支配した世界を描く中国製ゲーム 日本文化の奇想天外なパロディが話題に
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言うまでもなく、日本はアメリカから大きな影響を受けている。経済や文化はもちろん、食べるものですら無関係とはいかないだろう。
さまざまな歴史的背景があるがゆえに日本はアメリカから大きな影響を受けたわけだが、もし立場が逆だったらどうなるか。ハリウッドがネオ・ヨコハマになっていたかもしれないし、ゴールデン・ゲート・ブリッジに赤いちょうちんがぶら下げられていた可能性があるかもしれない。
まったくもってふざけた冗談だと思うだろうが、なんとそんなジョークを一本のゲームにしようとする会社がある。しかもそれが中国のデベロッパーだというのだから、驚くのも無理はない。
舞台は昭和66年のアメリカだが…
2025年もゲーム業界ではさまざまな注目タイトルが発売されるわけだが、日本国内で特に一目置かれているのが『昭和米国物語』である。

本作は中国のゲームデベロッパーである「NEKCOM Entertainment」が開発しているアクションRPGで、その世界設定があまりに特異で注目を集めている。
『昭和米国物語』の舞台は“昭和66年”のアメリカ。この世界では、日本がアメリカを経済的植民地にしており、「昭和アメリカ」が実現している。ニューヨークの街中には日本語があふれており、アメリカンダイナーには鯉のぼりやお地蔵様といった日本文化が溶け込んでしまっているのだ。
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