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「シエンタ」と「フリード」買うならどっち? 人気のコンパクトミニバンの違いを徹底比較

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シエンタ・2列シート車の室内(写真:トヨタ自動車)

続いては2列シート車のシートアレンジ。両車ともに、より荷室を広く使える点では、5人乗り・2列シート車のほうがいい。いずれも、2列目には6:4分割式ベンチシートを採用しており、シエンタは背もたれを前に倒すことで、簡単に格納可能。一方のフリードでは、座面を前方に跳ね上げたあと、背もたれをフロアに収納する「ダブルフォールダウン機構」を採用する。シエンタと比べ、操作にやや手間がかかるが慣れればこちらも簡単だ。

加えて、両車では2列目の助手席側のみ倒せば長尺物が積めるなど、豊富なアレンジが可能だ。とくにシエンタの2列シート車では、荷室床面や2列目シートのチルトダウン構造を見直すことで、格納時にシート背面の高さを下げている。これにより、荷室高を50mm(従来モデル比)拡大し、さらに積載性を向上しているという。

荷室用ユーティリティボードを装着した状態(写真:本田技研工業)

ほかにも、フリードには「荷室用ユーティリティボード」も標準装備する。荷室を上下に分割することでスペースを有効活用できる装備だ。とくに、アウトドアのテイストを強調するフリード クロスターであれば、キャンプ用グッズなどを収納する際、汚れた衣服などとその他の荷物を区別するときなどに便利。アウトドア派のユーザーにはありがたい装備だといえる。シエンタにも荷室を分割できる「ラゲージアッパーボード」などがあるが、こちらはオプション。荷室のアレンジを、よりリーズナブルにできるという点では、フリードに軍配が上がるだろう。

パワートレインと燃費について

フリードのパワートレイン(写真:トヨタ自動車)

パワートレインに、いずれも1.5Lガソリン車と、1.5Lハイブリッド車を設定する点は同じだ。ハイブリッド車には、シエンタには走行状況に応じてエンジンとモーターの動力を切り替えるシリーズパラレルハイブリッド方式「THSⅡ」を採用する。

対するフリードには、ホンダ最新の2モーターハイブリッド「e:HEV」を搭載。発進や市街地の低速走行時などはモーターのみで走行するEVモードを使用。加速時などはエンジンで発電し、モーターで走行するハイブリッドモードに切り替わる。さらに高速道路などでは主にエンジンの駆動力を使うエンジンモードで走行する。e:HEVは、これら各モードを状況に応じて使いわけることで、スムーズな走りと優れた燃費性能を両立することが特徴だ。

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