シンプルだが隙のない完成度の高さ
8年ほど前に食べたモーニングは、現在の山食パンではなくて四角い角食パンだったため、創業当時のままではなく、リニューアルはされているのでしょうが、ノスタルジックな純喫茶モーニングの雰囲気は今も健在です。
トーストに添えられたジャムとバターも、これまたおいしい。
バターは塩気もコクも強め。ジャムは甘さ控えめかつフルーティー。重ねて塗ると甘じょっぱさがたまりません。
こちらもトーストと同じく「多分いいもの使ってるんだろうなぁ」という、完成度の高いおいしさ。大した量じゃないのに、名脇役としてキラリと存在感を発揮しています。
サラダは、フリルレタスに、赤と黄色のパプリカが1切れずつ、半分にカットされたミニトマト1個分。量的には少なからず、決して多からずといったところです。
しかしながら、見た目が100点すぎる。白いお皿にふわりと広がった全ての野菜は新鮮で、フリルレタスの赤と緑のグラデーションに、パプリカとトマトで彩りを添えています。
かかっているフレンチドレッシングは上品な酸味とまろやかさで、野菜のおいしさを引き立て、隙のない完成度の高さです。
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