喫茶トリコロール「1350円朝食」の超正直な感想 旅行客に大人気!行列できる喫茶店の実力は?

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厚切りの山食パン
厚切りの山食パン。あっさりしたイギリス食パンで小麦のおいしさを噛み締めました(筆者撮影)

シンプルだが隙のない完成度の高さ

8年ほど前に食べたモーニングは、現在の山食パンではなくて四角い角食パンだったため、創業当時のままではなく、リニューアルはされているのでしょうが、ノスタルジックな純喫茶モーニングの雰囲気は今も健在です。

トーストに添えられたジャムとバターも、これまたおいしい。

バターは塩気もコクも強め。ジャムは甘さ控えめかつフルーティー。重ねて塗ると甘じょっぱさがたまりません。

こちらもトーストと同じく「多分いいもの使ってるんだろうなぁ」という、完成度の高いおいしさ。大した量じゃないのに、名脇役としてキラリと存在感を発揮しています。

バターとジャムを塗ったパン
バターもジャムもそれぞれがおいしい。パンと一緒に食べると相乗効果でさらにおいしい(筆者撮影)

サラダは、フリルレタスに、赤と黄色のパプリカが1切れずつ、半分にカットされたミニトマト1個分。量的には少なからず、決して多からずといったところです。

しかしながら、見た目が100点すぎる。白いお皿にふわりと広がった全ての野菜は新鮮で、フリルレタスの赤と緑のグラデーションに、パプリカとトマトで彩りを添えています。

かかっているフレンチドレッシングは上品な酸味とまろやかさで、野菜のおいしさを引き立て、隙のない完成度の高さです。

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