喫茶店やレストランが、朝の時間帯にドリンクやトーストなどのメニューを割安価格で提供するモーニングサービス。名古屋の喫茶店が始めた文化とされていますが、最近では大手外食チェーンも数多く提供しています。
そんなチェーン店の外食モーニングをこよなく愛するライター・ブロガー、大木奈ハル子さんがお届けする本連載。第88回となる今回、訪れたのは「木村屋總本店 銀座木村家」です。
飲食チェーンがひそかにしのぎを削っているジャンル、それが「モーニング」です。集客の弱い時間帯である午前中の売り上げを強化すべく、朝の数時間だけ提供される限定メニューは、コスパ抜群かつ店の特色が強く表れ、どれも魅力にあふれています。
今回ご紹介するのはあんぱんの老舗、1869年創業「木村屋總本店(きむらやそうほんてん)」のモーニング。デパ地下のスイーツエリアで買うお土産のあんぱんや、スーパーの菓子パンの陳列棚の一角を占めるおやつのむしケーキでお馴染みのブランドです。
実は日本で1カ所だけ、モーニングが食べられる「木村屋總本店」があるんです。それは銀座4丁目の「銀座木村家」。2階の喫茶にて、ある意味「日本一高い」朝ごはんをいただいてきました。
木村屋總本店、銀座木村家のモーニングは5種類
「銀座木村家」は、銀座の象徴である銀座4丁目の和光の時計塔の隣にあります。ビルの1階がベーカリー、2階が喫茶、3階が洋食グリル、4階がフレンチビストロ。モーニングは2階の喫茶で取り扱いがあります。
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