EUがiPhoneの「AirDrop」の公開を要求する背景 USB-Cに続き独自技術開放を迫る
EUの圧力によって、iPhoneのLightningコネクターが廃止されて、USB-Cコネクターに変更されたことは記憶に新しい。欧州委員会(European Commission)はそれに味をしめたのか、アップルに新たな要求を突きつけている。
それは、iOSの通知や、AirDrop、AirPlayなどのプロトコルの開放だ。なぜ、EUはそんな不当な主張を続けるのか?
味をしめた欧州委員会の次の無理難題
欧州委員会が12月18日に公開協議 DMA(Digital Markets Act〈デジタル市場法〉)100203案件として公開したドキュメントによると、アップルが一部のワイヤレス技術を不当に独占しており、iOSの通知や、自動Wi-Fi 7切り替え、AirDrop、AirPlay、自動オーディオ切り替えなどの技術について、オープンにするべきだと主張している。
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