後藤さんは「自分ではあまり年齢のことを気にしたことがない」というが、お子さんたちはどのように感じているのだろうか。娘さんの年齢も思春期にさしかかってきた。
「どこに行ってもおじいちゃんと間違えられるんですが、娘はすかさず『おじいちゃんじゃない。パパだよ!』ってフォローしてくれます(笑)。
多分、コンプレックスにはなっていないと思うんですが『長生きしなきゃダメだよ』とは言ってくる。先のことは意識しているかもしれませんね。そういうときは私も『うん、頑張るよ』と返します」
「どこに行ってもおじいちゃんと間違えられる」は“アラフィフパパあるある”かもしれないが、後藤さんはこれも対策済みだ。
「“senior PAPA class of 2024”とプリントされたパーカーを買って、子どもを連れて歩くときに着るようにしています。効果は抜群でした!」
年齢のことでいうと、私は自分より若い保護者の方たちと話すことに慣れているので、パパ友、ママ友と交流することにも抵抗はないです。逆に向こうから気を遣って話しかけてきてくれるし、嫌な思いをしたことはないですね」
週1~2回のジム通いで体力づくり
「同窓会に行くと、同年代は定年になるのを一刻と待っているような、疲れ切っている人が多いと感じます。私の状況を話すとうらやましがられることもありますよ」
体力があり、4人の子育て真っ最中の後藤さんは同年代の方から見ると若々しく感じるのかもしれない。実際、週1〜2回ジムに通う生活を7〜8年続けているそうだ。日曜の夜、子どもを寝かしつけた後21時過ぎから行くこともある。ショートスリーパーなので、5時間ほど寝られれば十分だという。
「塾講師に多いタイプだと思うんですが、夜に活動するのは割と平気なほうです。ジムでの有酸素トレーニングや筋トレを続けてきて、かなり体も締まってきました。結婚してバランスの取れた食生活に変わったことも大きいです。独身の頃は適当な食生活だったので、妻と出会ったころは100キロ近く体重があったんですよ」
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