東武日光線「新鹿沼から板荷」に何があるのか? 「名物が渋滞中」の駅、ホームがやたらと広い駅

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そういえば、近所のスーパーで「鹿沼のニラ」を見たことがあるような。新鹿沼駅の周辺は市街地だが、少し離れれば田園地帯。ニラ、そして栃木最大の特産品・イチゴなどの畑が広がっているのだ。

新鹿沼駅の駅舎内
新鹿沼駅の駅舎の中には地元の名物がギッシリ。シウマイは顔ハメパネル(撮影:鼠入昌史)

東側に設けられた新鹿沼駅の駅舎から外へ。まず目に留まるのは、巨大なイチゴ。ちょっと不気味なくらいにドデカく、それでいてリアルなイチゴ。駅名看板も駅舎の外観もイチゴがあしらわれ、イチゴ王国・栃木を嫌というほどにアピールしてくれる。

鹿沼名物が渋滞中

ただ、新鹿沼駅にあるのはそれだけではない。駅前ロータリーの真ん中には岡本太郎が手がけたオブジェ「夢の樹」が鎮座する。振り返って駅舎のほうを見ると、シウマイの自動販売機、傍らには松尾芭蕉の像……。

もうとにかく、あれこれ名物が渋滞中。鹿沼の人たち、よそからやってくる人に訴えたいことがずいぶんたくさんあるのかしらん。少なくとも、イチゴもシウマイも、それぞれ追いかけていけばかなり楽しめそうな鹿沼の町である。

新鹿沼駅の外観
新鹿沼駅の外観はイチゴがメイン。妻に描かれているのは鹿沼市のキャラクター「ベリーちゃん」(撮影:鼠入昌史)
新鹿沼駅前広場 岡本太郎
新鹿沼駅前広場の岡本太郎作「夢の樹」。この先に日光例幣使街道が通る(撮影:鼠入昌史)
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