東武日光線「新鹿沼から板荷」に何があるのか? 「名物が渋滞中」の駅、ホームがやたらと広い駅

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鹿沼市のお隣は餃子の町・宇都宮。両者を結ぶ路線バスは、「シウマイ餃子ライン」と名付けられているくらいだからけっこう本気なのである。ちなみに、鹿沼ではシュウマイではなく崎陽軒と同じシウマイ。間違えないようにしましょうね。

さて、そうしたところで新鹿沼駅である。新鹿沼駅は、特急列車もすべて停車する、東武日光線の主要駅だ。駅長は、東武日光駅管区の佐藤将泰さん。この駅がどんな駅なのか、話を聞いてみる。

「新鹿沼を境に市街地から山間地へ入っていくような感じですね」(佐藤駅長)

新鹿沼駅長
東武日光駅管区新鹿沼駅長の佐藤将泰さん。合戦場から板荷までを管理する(撮影:鼠入昌史)

旧日光例幣使街道の宿場町

鹿沼市内には、ほかにJR鹿沼駅という玄関口もある。ただ、日光例幣使街道の宿場町に発する古くからの市街地は、新鹿沼駅の東側。駅前から少し東に歩くと、南北に走る国道293号。これが旧例幣使街道の道筋だ。

「あとはゴルフ場。このへんはゴルフ場がたくさんありまして、特急でここまでゴルフバッグを担いでくる常連のお客さまもいらっしゃいます」(佐藤駅長)

鹿沼市内は東も西も山の裾。その斜面を利用して、起伏に富んだ魅力的なゴルフコースが設けられたのだろう。そして名物は、やはりシウマイか。

「ふつう、ラーメンと餃子じゃないですか。でも、ラーメンとシウマイというお店が結構あります。おいしいですよ。あとはニラが有名で、ニラそばとかも」(佐藤駅長)

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