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知的で人懐っこそうな話しぶりの芳子は社交的なタイプに見える。だが、現在は友人とも疎遠になったという。「孤独を受け入れようとしているけど、人は完全に孤立したら生きるのは難しいと思う」。
今の芳子の心の拠り所は、東日本大震災のときに福島県からもらってきた猫だ。「生活保護なのに猫を飼っているとバッシングされるでしょ」と心配しながら、「この子を置いては逝けない」と言う。
猫は今年で推定15歳になる。
単身者と夫婦のみの世帯が約6割
頼れる家族がいない「身寄りのない」高齢者は、今や珍しい存在ではない。総務省によると、単身者と子どもがいない夫婦のみの世帯は合わせて58.2%に上る(2020年)。誰もが身寄りがなくなり、行き場を失う「孤独難民」になりうる時代だ。
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