「N-BOXジョイ/デリカミニ」軽自動車ライバル比較 SUVスタイルでアウトドアも楽しめる2モデル

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これら違いにより、N-BOXジョイの荷室は、荷物の積載だけでなく、人がくつろげる空間としても演出していることが特徴。対するデリカミニの荷室は、あくまで積載スペースとしての使い勝手を重視している点が異なるといえる。

装備面を比較

N-BOXジョイの後席
N-BOXジョイの後席(写真:三木宏章)

装備面では、もはや軽スーパーハイトワゴンには必須といえるリアの電動スライドドアを両モデルともに装備する。N-BOXジョイでは、ターボ車の場合、助手席側と運転席側の両側に標準装備。NAエンジン車では、助手席側のみ標準装備で、運転席側はオプション設定だ。また、電動スライドドアには、予約ロック機能も採用。スマートキーを携帯していれば、電動で閉まる前にクルマから離れても、自動で施錠してくれる機能も備える。

対するデリカミニでは、全タイプに助手席側の電動スライドドアを採用。しかも、足先を車体下へ入れるだけで自動開閉するハンズフリーオートスライド機能付き。たくさんの荷物で両手がふさがっているときなどに便利だ。また、上級グレードのTプレミアムやGプレミアムには、運転席側にも同様のスライドドアを装備する(スタンダードのTやGの運転席側は手動式)。より利便性が高い装備を選べる点では、デリカミニのほうが上だといえる。

デリカミニのシートアレンジイメージ
デリカミニのシートアレンジイメージ(写真:三菱自動車)

ほかにも、N-BOXジョイとデリカミニでは、運転席と助手席のシートヒーターを全タイプに設定。寒い日の快適性などにも考慮する。また、収納関係でも、両モデルは荷室の後端下部に「アンダーボックス」を用意。洗車グッズからアウトドア用グッズなど、多様な荷物の積載に便利だ。さらに、デリカミニでは、ルーフレールも全車に標準装備。外観によりアウトドア風味を加えるとともに、屋根に荷物を積載するルーフキャリアが簡単に装着可能。見た目のタフさと、機能面の充実度の両立を図っている。

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