「N-BOXジョイ/デリカミニ」軽自動車ライバル比較 SUVスタイルでアウトドアも楽しめる2モデル

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

また、ボディサイズは、N-BOXジョイが全長3395mm×全幅1475mm×全高2WD(FF)1790mm/4WD1815mm。一方のデリカミニは、全長3395mm×全幅1475mm×全高2WD(FF)1800mm/4WD1830mm。全長と全幅は同じだが、全高はデリカミニのほうが高い。とくにデリカミニの4WD車は、前後タイヤに165/60R15という外径の大きなサイズを採用。155/65R14サイズを履かせるN-BOXジョイと比べて、車高がより高く、さらにSUVらしさを強調する設定となっている。

ほかにも両モデルは、豊富なボディカラーを用意することも類似点だ。N-BOXジョイは2トーンカラー5色とモノトーン2色の全7タイプ。デリカミニは2トーンカラー6色とモノトーン6色の全12タイプを設定する。2トーン仕様車は、ルーフ部がブラックとなる点も両モデルは同じ。また、グリーン系やブラウン系など、近年人気が高いアースカラー系のカラーを数多く採り入れることで、アウトドア・テイストを強調している点も類似しているポイントだ。

室内の広さや装備を比較

N-BOXジョイのインテリア
N-BOXジョイのインテリア(写真:三木宏章)

一方の室内。両モデルのサイズは、N-BOXジョイで長さ2125mm×幅1350mm×高さ1400mm。対するデリカミニは、長さ2200mm×幅1335mm×高さ1390~1400mm。長さでデリカミニ、幅でN-BOXジョイのほうにやや余裕があり、高さはほぼ同等だが、全体的な広さでいえば、ほぼ互角といえるだろう。

各モデルでは、いずれも撥水加工を施したシート表皮を採用し、アウトドアでの使用を考慮しているが、デザインなどに違いがある。まず、N-BOXジョイでは、「レジャーシートをイメージした」というチェック柄ファブリックを全タイプに採用する。カラーリングには、汚れの目立ちにくいベージュに、補色関係にあるオレンジやブルーの色糸もミックスすることで、ポップな印象と落ち着いた色彩を両立。クルマ用シート表皮には黒系やグレー系の多いなか、かなり思い切った色調や柄の採用だ。なお、NAエンジン車はトリコット×チェック柄のコンビシート(いずれもファブリック)、ターボ車にはプライスムース(合成皮革)とチェック柄ファブリックのコンビシートを設定する。

次ページ“くつろぐ”と“積載する”、ラゲージスペースには差がある
関連記事
トピックボードAD
自動車最前線の人気記事