わが子の「体験格差」に悩むシンママを救ったもの 習い事や旅行、アクティビティは贅沢なものか

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
いま深刻な問題になりつつある「夏休みの体験格差」。この問題をなくす支援が少しずつ始まっています(写真:筆者撮影)※一部加工しています

習い事や家族旅行、アクティビティは贅沢なものなのか――。

人間の豊かな心や、向上心・忍耐力・協調性・リーダーシップなどの学力数値で測ることができない、非認知能力を育む体験活動。しかし、体験活動は親の収入や家庭環境によって大きく左右される。

体験格差解消へ「こども冒険バンク」

教育以外の経験、例えば習い事やレジャーなど、心身や人生の財産になることを得る経験差が出ていることを、近年は「体験格差」という。

今、この体験格差を解消するためのアクションが起きている。その1つ、認定NPO法人「フローレンス」が提供する「こども冒険バンク」は、”すべてのこどもに心おどる経験を”を目標に掲げた、体験格差をなくすための活動だ。

同法人が一定条件の家族に、無料でお仕事体験や工場見学などのアクティビティの機会を提供している。筆者は今回、こども冒険バンクの利用者である三平さん一家の体験に同行した。

【写真で見る(全12枚)】「みんなで遊べるのは久しぶり」三平さん一家の夏休みの体験などを写真で紹介
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事