受験に勝つために「カウントダウン」が超重要な訳 受験まであと何日?毎日手帳を使って意識する

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いかがでしたか? カウントダウンをすることで、いい意味で自分にプレッシャーを与えることができるということでした。

時間は無限ではなく、有限である。このことを意識すると、有限である時間を大切にしなければならない、という気持ちになります。

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例えば「あと50日」のタイミングで、なんらかの科目の勉強を復習したとしましょう。きっとそのときには「ああ、あと50日しかない。このノートは、あと何回見ることができるんだろう?」「ここの部分の復習は、もしかしたらもうできないかもしれないな」と感じることになると思います。

そう思うからこそ、「頑張らなくちゃな」という感覚になるはずです。「あと何回も見る機会がある」と思って勉強するのと、「もう見ることができないかもしれない」と思って勉強するのとでは、記憶の定着度合いも全然違ってくるのです。

プレッシャーがあるからこそ、勉強の質の向上に

カウントダウンは、プレッシャーになります。でもそのプレッシャーを味方につけることで、勉強の質が大きく向上するわけです。

受験生のみなさんは、ぜひ共通テストが実施される2025年1月18日まで、毎日、「あと何日なのか」を意識するようにしましょう。「もう13週を切ったな。あと何回過去問演習ができるだろう?」「急いでこの部分を終わらせないとダメだな」と、計画を立てながら勉強する習慣を自分の身体に染み込ませるようにしてみてください。

受験勉強や、子どもへの教育など、西岡壱誠さんへの質問を募集しています。こちらの応募フォームからご応募ください。
西岡 壱誠 現役東大生・ドラゴン桜2編集担当

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にしおか いっせい / Issei Nishioka

1996年生まれ。偏差値35から東大を目指すも、現役・一浪と、2年連続で不合格。崖っぷちの状況で開発した「独学術」で偏差値70、東大模試で全国4位になり、東大合格を果たす。

そのノウハウを全国の学生や学校の教師たちに伝えるため、2020年に株式会社カルペ・ディエムを設立。全国の高校で高校生に思考法・勉強法を教えているほか、教師には指導法のコンサルティングを行っている。また、YouTubeチャンネル「スマホ学園」を運営、約1万人の登録者に勉強の楽しさを伝えている。

著書『東大読書』『東大作文』『東大思考』『東大独学』(いずれも東洋経済新報社)はシリーズ累計40万部のベストセラーになった。

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