「お手本となる人がいない職場」で自信を持つコツ ロールモデルを見つけ成功への道筋を明確にする

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メンターの時間は非常に貴重です。そのため、お願いする際はメンターの都合を十分に考慮し、ミーティングやコミュニケーションの頻度を相手のスケジュールに合わせましょう。

ミーティングの前には、話し合いたいトピックや具体的な質問を準備して、限られた時間を最大限に活用するよう努力しましょう。

メンターからのアドバイスやサポートに対しては、常に感謝の意を示しましょう。

また、メンターにアドバイスをしてもらった後でも、成果や進捗を定期的に共有して、メンターとの良好な関係を維持することをおすすめします。これはメンターにとっても、自分の助言があなたの成長にどのように貢献できたかを見る機会となり、喜んでくれるでしょう。

2. 想像上のメンターを持つ

もし身近にメンターをお願いできる人がいない場合、歴史上の人物や会ったことのない影響力のある人物を想像上のメンターとして選ぶことができます。

想像上のメンターは、自分の目指す方向性や興味と関連が深い人物を選びます。選んだら、その人物についてできるだけ多くの情報を集めましょう。

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その人物の自伝、著書、インタビュー、ドキュメンタリーなどを通じて、彼らの考え方、行動パターン、スキル、価値観、困難や逆境に対する対応などを学びます。これらの情報は、彼らがどのように問題を解決し、成功を収めたかの理解に役立ちます。

想像上のメンターから得た洞察に基づいて行動を起こし、その結果を自己で評価します。このプロセスを繰り返すことで、自己成長を実感し、自己効力感を強化していくことが可能です。

第三者の視点で考えることは、予期せぬ新しいアイデアを生み出す手助けとなり、自分自身のキャリアや人生に対する自信を築く基盤となります。

想像上のメンターから学ぶ上で大事なこと

自分自身が困難な状況や重要な決断を迫られたとき、想像上のメンターならどのように考え、どのように行動するかを想像します。

例えば、「もし彼(または彼女)がここにいたら、どんなアドバイスをくれるだろう?」と自分に問いかけてみることで、新たな視点や解決策が見えてくるかもしれません。

工藤 紀子 一般社団法人日本セルフエスティーム普及協会 代表理事

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くどう のりこ / Noriko Kudo

「心の仕組み」の理解と「セルフエスティーム向上」についての研究を続け、自己肯定感を高める独自メソッドを確立。2005年ヴィーナス・クリエイトを立ち上げ、延べ2万人以上の自己肯定力向上プロジェクトに取り組む。2013年一般社団法人日本セルフエスティーム普及協会を設立。個人向け講座、企業や教育現場での研修や講演、講師の育成に力を入れている。2019年中学校道徳の教科書(Gakken)に「自己肯定感」について執筆。「子どもも大人も、自分らしくハッピーに!」をキャッチフレーズに、自己肯定感で職場や社会を元気にする「ラブ・マイセルフ100万人プロジェクト」に取り組んでいる。

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