堀江貴文「この先はオルカンより日本株が有望だ」 目一杯自社株買いしてきたアメリカ株は限界が近い

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冷静に世界を見渡してみよう。このさき有望な投資先はどこか? 大きな成長余地が見込める投資先はどこか? そう、答えは簡単だろう。それはあなたが暮らすこの国だ。日本株である。

日本企業は長らく株主を軽視してきた。「失われた30年」とは、大企業が目先の自己利益ばかり追い、投資家を遠ざけ、企業価値の向上を怠ってきた時代だった。しかしその暗黒時代は終わりを迎えようとしている。

いま日本の株式市場(東京証券取引所)は健全な投資家ファーストに変貌している最中だ。企業は長年の悪弊を断ち切り、株主重視の経営に生まれ変わる道を模索している。つまりこれまで企業価値向上にまともに取り組んでこなかったがゆえに、大きな成長余地が見込めるのだ。日本株はきっと飛躍的に成長していくだろう。

日本株はポテンシャルに対して割安

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日本は超高齢化社会に突入した。いまや日本人口の5人に1人が75歳以上の後期高齢者だ。これから日本はますます労働人口が減少する。だから日本経済は縮小するのだと悲観する意見もある。でもそれは誤りだ。もはや人口で稼ぐ時代は終わった。いまはAIやロボットの技術革新こそが経済の成長ドライバーである。

そもそも日本企業が持つ技術力と開発力は世界屈指だ。くわえて日本の政情はきわめて安定している。

資本主義経済は拡大再生産する仕組みであり、世界経済は長期的には確実に成長する。だからオルカンやS&P500でも、お金はそれなりに増えるかもしれない。

でも日本株のほうがはるかに魅力的だ。いま日本企業のポテンシャルに対し、株価は割安である。もし個別株投資に抵抗があるなら、日経平均株価連動のインデックスファンドがおすすめだ。長期運用により、満足できる成果を得られる可能性が高い。

堀江 貴文 実業家

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ほりえ たかふみ / Takafumi Horie

1972年福岡県八女市生まれ。SNS media&consulting株式会社ファウンダー。現在は宇宙ロケット開発や、スマホアプリ「TERIYAKI」「755」「マンガ新聞」のプロデュースを手掛けるなど幅広く活動を展開。有料メールマガジン「堀江貴文のブログでは言えない話」は1万数千人の読者を持ち、2014年には会員制のコミュニケーションサロン「堀江貴文イノベーション大学校」をスタート。『ゼロ』(ダイヤモンド社)40万部超、『本音で生きる』(SBクリエイティブ)30万部超などのベストセラーがある。近著に『10年後の仕事図鑑』(落合陽一氏との共著、SBクリエイティブ)など。

Twitterアカウント:@takapon_jp
その他詳細はHORIEMON.COM

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