RING氏に聞く株式投資に役立つ情報収集のコツ 旧Twitterフォロワー20万人超の個人投資家

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──『会社四季報』など四季報関連媒体は?

四季報情報は確認しています。以前は雑誌を購入していましたが、今は検索ができるので「会社四季報オンライン」を利用しています。

『会社四季報 業界地図』も毎年最新版を購入していますし、『会社四季報プロ500』も毎号確認しています。気になった銘柄は直近の業績やチャートを確認したり、知らない銘柄であれば業態や事業性などをチェックしたりしています。その結果、投資するに至った銘柄も数多くあります。

当初はデイトレードが中心

──投資はどのようなスタイルですか?

当初はデイトレードが中心でした。この時代があったから今も専業で投資生活ができているといえます。保有株を翌日に持ち越すリスクを重視し、株式市場に入れている資金は時間が短ければ短いほどリスクが抑えられるという考えからでした。利益確定やロスカットを繰り返していたので、中長期においてもそれらの経験からロスカットなどをためらわずにできていると思います。

現在も試行錯誤しながらの投資ですが、中長期方針の銘柄を保有しつつ、短期売買も続けています。信用取引も使っており、株価が上がりすぎていると感じたり業績が悪化するなどした銘柄はカラ売りすることもあります。ヘッジ目的で株価指数先物をショート(売り)するなど、極力リスクを抑えながら、日々投資しています。

RING(りんぐ)/大手電機会社やIT関連企業でシステム開発などに従事した後、2003年から専業投資家。X(旧ツイッター)歴は14年(画像:RING)

──株式投資の醍醐味とは?

Xを含むさまざまなメディアから上場企業の情報を収集する過程で、それらの製品やサービスについて新たな発見が多いことです。こうした知識を積み重ねることで、次の投資にも生かすことができます。

また、日本の新しい政策についても知ることが多く、今後の経済の方向性も見えてきます。さまざまな情報を基に投資した結果、投資した企業の株価が期待どおりに動いたとき、その成果を実感することができるのも大きな魅力です。

(構成:山本直樹)

山本 直樹 東洋経済 記者

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やまもと なおき / Naoki Yamamoto

『オール投資』、『会社四季報』などを経て、現在は『週刊東洋経済』編集部。

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