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今なお残る「富士重工製の鉄道車両」一族の系譜 2003年生産終了、独創的技術生かした気動車も

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  • 森口 将之 モビリティジャーナリスト
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富士重工業が会社としての体制を確立した1955年には、鉄道事業にも大きな動きがあった。戦災復旧の実績が認められ、当時の国鉄から気動車メーカーとしての指定を受けたのである。

国産初の量産型液体式気動車キハ17系、日本初の気動車特急「はつかり」とともにデビューしたキハ80系、急行型として全国各地を走り回ったキハ58系、現在も活躍を続けるキハ40系など、国鉄時代に生まれた液体式気動車の多くを手掛けた。

JR西日本の気動車「キハ47形」(筆者撮影)

貨物コンテナや電車も製造

それ以外の製造も担当しており、「この間、1969年12月には国鉄技術陣との共同開発による新系列客車(12系)の製作指示を受け、新たに客車メーカーの仲間入りもしている」と富士重工業50年史にあるように、ブルートレイン用24系25形などを担当した。

マレーシアに譲渡されたブルートレイン客車の銘板。「宇都宮 富士重工 昭和55年」とある=2012年(現地で編集部撮影)

さらに保守用の軌道モーターカー、貨物輸送用コンテナなども引き受けており、電車では生産拠点の近くを走っていた東武鉄道の8000型や10000型などを製造した。

東武鉄道の10000型電車。この編成は中間の一部車両を除いて富士重工業製(編集部撮影)
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