「私なんて」と自己評価が低すぎる人に言いたい事 自分をほめられるようになるためのヒント

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もちろん、服選びはひとつの例にすぎません。なにかを選択する際に、謙遜さんは、自分の好みや希望よりも「人からどうみられるか」「人と比べてどうか」を基準にしがちな傾向があります。

しかし、そんな行動基準は、遅かれ早かれ行き詰まります。

価値観や美意識、判断基準は人それぞれ。時代や環境によっても、人の評価は変わってきます。結局、周囲を基準にして行動する限り、常に人の反応を気にしているわけですから、自己評価はどんどん下がっていきます。

だからなにかを選ぶときには、「自分自身」を基準にする。自分が好きな服を着て、食べたいものを食べ、自分が行きたい場所に行って、一緒にいたい人といることが大切なのです。

本当に自分が飲みたいもの、食べたいものを選ぶ

「どうせ私なんて‥‥‥」がなくなる「謙遜さん」の本
『「どうせ私なんて‥‥‥」がなくなる「謙遜さん」の本』(飛鳥新社)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

ちょっと想像してみてください。自分の好きな服を着て過ごす毎日は、とても心地いいと思いませんか?

そして、そんな選択ができる自分は最高だと思いませんか?

自分の好きな服がわからない人は、普段の飲み物や食事などで、本当に自分が飲みたいもの、食べたいものを選ぶことからはじめましょう。すると、「好き」を選ぶ感性が磨かれていきます。

無理のないところから「好き」を選んでいくと、自分を大切に思う気持ちがどんどん高まっていくはずです。

田中 遥 医療法人ベスリ会理事長・ベスリクリニック院長・心療内科医・産業医
たなか はるか

福島県立会津高等学校、東京慈恵会医科大学医学部卒業。ベスリクリニック、ベスリTMS横浜醫院にて勤務。医師、産業医としてビジネスパーソンのメンタルヘルスに従事している。単に病気がよくなる医療ではなく、どのように生きるかを追求する医療を目指している。

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加藤 紘織 保健師・看護師

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かとう ひろお

1996年、茨城県古河市生まれ。高校卒業後、家族が病気を患い入院したことをきっかけに、人々の健康を支える看護師を志す。また保健師の資格を取得。現在、ベスリTMS横浜醫院にて、保健師、看護師として勤務。睡眠外来、PMS(月経前症候群)やPMDD(月経前不快気分障害)などのケアに従事している。

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