ゴルフ用品の国内トップ「ゼクシオ」に新製品投入、アジア・北米市場へ一段の攻勢も--野尻恭・SRIスポーツ社長

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小


                 ※ ※ ※
 世界最大市場の米国は、ドライバーの中心価格帯が299~399ドル。欧州、オーストラリアなども米国市場に近い。対して、日本市場はゼクシオに代表される定価8万円(トップモデル)がメインだった。
 近年は、日本市場でも値下がり傾向が激しい。海外メーカーを中心に、トップモデルでも定価5万~6万円台も珍しくなくなっている。また、発売当初から3割、4割引きで売られるマークダウンも激しくなっている。
                 ※ ※ ※

--R11のドライバーの定価は6万円台。一方、セブンはドライバーが8万円台、いわゆるプレミアム価格帯です。若いゴルファーへの浸透や海外戦略を考えると、もっと低価格で勝負することは考えませんでしたか。

ゼクシオの価格を下げると、他の製品も含めて段階的に引き下げることになる。ウチだけの問題ではなく、業界全体に大きな影響を与えます。流通も含めて誰もゼクシオの値下げを望んでいません。近年、素材などの原料コストは上昇しており、コストを考えるとむしろ価格を上げたいところですね。しかし、さすがにそれは難しい。


■国内トップブランドのゼクシオ。7代目も王座を守れるか

               ※ ※ ※
 前述した中心価格帯の違いから、米国や欧州ではゼクシオはほとんど売れない。一方、韓国、東南アジア、中国では、ゴルフは富裕層のスポーツであり、高価格なゴルフクラブが人気であるため、ゼクシオの海外展開はアジア中心となる。
                 ※ ※ ※

--セブンでは、ゼクシオの海外戦略は従来と変わりますか?

海外での販売をもう一段引き上げます。2月の社長就任以来、世界各国を回りましたが、アジアではゼクシオは人気があります。その理由は、第一にアジア人の体格に合っていること。第二に、振ってみるとよさがわかること。第三に、メード・イン・ジャパンへの信頼感。日本でいちばん人気があるクラブであるという事実です。

単独市場としては世界第3位の韓国では、ゼクシオは昔から人気があります。今回の展示受注会にも台湾、マレーシア、ミャンマーなどのディストリビューターが来ています。

関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事