ユニクロ子会社会長に長男を抜擢、柳井氏の胸中


 05年以降は日本ゼネラル・エレクトリック副社長だった松下正氏(現コクヨ取締役)を筆頭に、大企業の役員クラスをスカウト。しかし数年で退職する者が相次いだ。

現在は外部から招聘するのではなく、社内から選ぶ方針へ転換している。10年には幹部養成機関を設立し、選抜した社員の教育を始めた。今後はニューヨークや上海など海外にも設置し、幹部の育成を強化する方針だ。

「65歳までには経営執行から退きたい」と語る柳井社長。一方で、20年に現在の約6倍となる売上高5兆円の目標を掲げており、後継者に課すハードルは高い。社内で育成できなければ、オーナー一族として一海氏が登板する可能性もありそうだ。

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(鈴木良英 撮影:今井康一 =週刊東洋経済2011年10月29日号)

※記事は週刊東洋経済執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。
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