到着したのは午後1時半ごろだったが、小型車の駐車場はほぼ満杯。そして、フードコートもレストランも、すでにお盆休みに入ったかのような混雑であった。
実際に猛暑メシを食べてみようと、ピリ辛メニューから「深谷牛辛味噌バーガー」を注文。
バンズからはみ出るほどの大きなハンバーガーを主役にしたメニューで、高坂SAより少し北に位置し、7月に新たに発行された新1万円札の肖像となった渋沢栄一の出身地、深谷市で生産される希少な牛肉を使っているのがウリである。
実はこのメニュー、今年の「ハイウェイめし」コンテストの出品作だ。ピリ辛の代表選手として、再びスポットが当たったのである。提供しているのは、「肉Lab万万」という、豚丼やカツカレーなどが主力の肉料理店だ。
混雑していたので、自販機で食券を買ってから料理の完成を知らせる端末が鳴るまで15分ほどかかった。
見ていると、売れているのはやはりカツカレーや丼物。このバーガーを注文した人は、筆者が見ていた30分ほどの間には皆無であった。
とはいえ、ハンバーガーの肉の旨味とそれほどは辛くない(筆者は辛い食べ物はどちらかというと苦手)味噌味のソースは、旅の満足感を満たすには十分だった。
高坂SAは「猛暑地帯の中心」でもある
ちなみに、高坂SAの周辺には、盛夏に連日発表される最高気温トップ10の常連ともいえる鳩山町や寄居町があり、まさに猛暑地帯の中心。この日も厳しい暑さだったので、ひんやりグルメには、キッチンカーで出店していたかき氷店で「ももミルク」を求めて、かぶりついた。
「合戦」という意味では、どちらか一方に票を投じるべきなのかもしれないが、筆者にとっては選びづらく「引き分け」とした。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら